株式総会不存在の訴え!! [デザイナーズレントハウス]
兄は思います。
兄:「(子供の時に仲の良かった妹が、自分をここまで追い詰めてくるとは・?)」
兄:「そうだ、旦那だ・。あいつが裏で糸を引いているに違いない・・、くそ」
気付いた時はすでに遅し・・・。
次の妹夫婦の作戦は「株主総会不存在の訴え」でした。
同族会社の株主総会なんて、私も含めて開催などしていない場合がほとんど・・・。
司法書士や税理士が「株主総会議事録」だけを作成し、兄が妹さんの分まで印鑑を押して終わりです。
そこを突いてきました。
会社法で言う「株主総会」の架空を暴くためでしょう。
妹:「裁判長、株主総会なんて、私は招聘されたことも出席したこともありません。
にもかかわらず、署名欄に捺印されているのはおかしいと思います」
裁判で負ければ、架空の株主総会で代表取締役に選任された兄は「ニセ取締役」に該当します。
「ニセ取締役」にも関わらず、役員報酬を受け取っていれば「不当所得」になります。
会社は、この役員報酬に関して、「不当利得の返還請求」をしなければなりません。
兄は慌てました。
さっそく、正式な株主総会を招集し、妹さんも呼んで、自分一人の賛成多数で、自分を追認するしかありません。
そして、自分は正規の取締役だと表明しました。
そして、自分への「不当利得の返還請求」は却下しました
2016-05-12 08:00
nice!(0)