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コンセプト賃貸!! [デザイナーズレントハウス]

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不動産ポータルサイトを運営している「HOME’S」が、



趣味や嗜好を取り入れた「コンセプト賃貸」に関するユーザーの意識調査を実施しました。


事前に「コンセプト賃貸」に興味があると回答したユーザーに対して、


「住んでみたいコンセプト賃貸」の結果は次のとおりです(複数回答)。



カフェ風やバー風のおしゃれな内装の部屋(36.9%)


フランス風やカリフォルニア風など海外をイメージした内装の部屋(29.3%)


このふたつが突出している結果から、

“部屋全体のイメージに統一感を持たせる”のが入居者獲得に有効だということがわかります。


次の質問である「もし、お好みのコンセプト賃貸があったら、


相場家賃より高くても借りたいか?」との質問の回答では、54.3%以上の人が「借りたい」と答えています。



男女別では、男性59.1%、女性49.3%。女性の家賃に対する現実性の高さが感じられます(出費には慎重)。


相続税の増税以降、節税対策として賃貸物件を新築するケースは増えています。



しかし、その一方で、空室率は高まっています。


大家さんにとっては、物件毎に違いを打ち出すことで入居者を獲得する必要性が高まります。



東京都の建設会社は、「自宅で楽器演奏を満喫できる賃貸住宅」を発売しました。


ニッチな楽器演奏愛好者をターゲットとした商品です。


その工法は、「結晶化コンクリート」を建物全体に採用し、

さらに「遮音換気装置」などの専用設備を取り付け、徹底的に高い遮音性を売りにしています。


また、音楽演奏愛好者しか入居できないらしく、

入居者間の無用のトラブルを防ぐための運営ノウハウも工夫されています。

入居者を獲得するために、「入居特典サービス」を付ける動きも加速しています。

大手アパマンメーカーでは、「住んでスキルアップできる部屋」を出しました。


それは、入居者は「ビジネススキルアップセミナー動画視聴付き部屋」というものです。



動画では「日本経済新聞の読み方」や「仕事に役立つ心理学」など、


日経BP社が企画・主催する生活やビジネスのスキルアップに役立つラインナップです。


高付加価値なライフスタイルを提供することで、入居者を確認する戦略でしょう。



いずれにしてもコモディティ戦略。



コモディティ(commodity)化とは、市場に流通している商品がメーカーごとの個性を失い、



消費者にとってはどこのメーカーの品を購入しても大差ない状態のことを言います(ウィキペディア)。

コモディティ(commodity)とは「日用品」という意味で、


消費者にとっては商品選択の基準が販売価格(市場価格)の違いしかなく、

「より安い商品」を投入する果てしない価格競争・・・。



こういったコモディティ化回避の賃貸アパートやマンション・・・。

空室率の高まりの中での節税商品として注目を浴びるでしょう。


いったいどこまで続くのか・・・?

ただし、差別化も限界があるような気もしますが・・・?


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