耐震改修工事の補助金!! [デザイナーズレントハウス]
今回も1981年6月以前の旧耐震の建物の倒壊が多かったように思います。
今が2016年ですので、おおよそ築35年の建物です。
現行の建築基準法の耐震基準(新耐震)が目指しているのは、
一定の地震により建物が即座に倒壊せず、命を奪われることがないという最低限のレベルです。
持ち家のうち約3分の1は、1981年(昭和56年)5月末までに建てられたものです(旧耐震住宅)。
つまり、3分の1の持家は、命を守るどころか、地震時に凶器となる家・・・。
それを少しでも少なくしようと、各自治体は、「旧耐震の住宅に耐震診断・改修」に補助金を出しています。
金額は30万円程度ですが、
倒壊の危険度の高い住宅や高齢世帯には上乗せもあるケースが増えてきました(各自治体によって違います)。
ただ、この制度自体は充分周知されているとは言い難いし、補助を行っていない自治体もあります。
今回の熊本地震をみても、地震はどこでいつ起こるかわかりません。
自然災害へのリスクヘッジ、是非、検討しましょう。